償いの日々 / 財津和夫 with 原みどり

★★★★★

チューリップの財津和夫が、当時新人だった原みどりと歌った大人のバラードデュエット。
呉田軽穂(松任谷由実)が手がけた楽曲で、静かに燃える別れの情景をしっとり聴かせてくれる一曲。

基本情報

  • 1987年1月1日リリース 
  • 作詞・作曲:呉田軽穂(松任谷由実の別名義)
  • 男女デュエット
  • 全体評価(★★★★
  • 👥 みんなの評価:
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財津和夫 は、ロックバンド「チューリップ」のリーダーとして知られる福岡県出身のシンガーソングライター。
「心の旅」「青春の影」などのヒット曲で知られ、メロディメーカーとしての評価も高い。
「償いの日々」は財津和夫としては通算4枚目のシングルで、前作から6年3か月ぶりの発売。
日本コロムビアのTRIADレーベルへ移籍して最初のソロ作品にあたり、ソロアルバム『City Swimmer』と同時にリリースされた。

原みどり は、当時日本コロムビア所属の新人シンガーで、本作「償いの日々」でデビューを飾った。
後年は音楽家・菊地成孔らとユニット「SPANK HAPPY」を結成するなど、幅広いフィールドで活動を続けている。

曲の印象

タイトルの「償い」という言葉から重たい響きを想像するかもしれないが、実際に流れてくるのは大人の余韻をたたえた、しっとりとしたシティ・ポップ調のバラード。
呉田軽穂(松任谷由実)らしい繊細なメロディラインと、当時の洗練されたアレンジが、別れゆくふたりの静かな心情を丁寧に描き出している。

歌の内容は、関係を終わらせようとしているふたりが、未練を抱えながらもそれぞれの道を選んでいくような情景を歌っているように感じられる。
呼びかけと拒絶が入り混じるような言葉が交互に現れ、簡単には割り切れない感情の揺れをそのまま音にしたような一曲だ。
派手な盛り上がりで押し切るタイプの曲ではなく、静かな熱量でじわじわと聴かせてくるタイプのバラードと言える。

テンポはスローで、曲全体を通して抑えたパートと少し感情の高まるパートが緩やかに入れ替わる構成になっている。
派手さよりも「間」と「余韻」を大事にしたい人に向いている曲だ。

ハモリ

全体傾向

この曲にハモリはない。
男女がそれぞれのパートを歌い分け、ふたりの声が重なる箇所はハモリではなくユニゾン(同じメロディラインを一緒に歌う形)になっている。
主旋律を追いかけながら、要所要所でふたりの声を合わせていくスタイルの曲だ。

注意ポイント

ハモリがない分、気を配りたいのは「音程を分ける」ことではなく「ふたりのタイミングとニュアンスを揃える」こと。
ユニゾンは同じメロディを歌うだけに、走ったり遅れたりするとズレがそのまま目立ってしまう。スローバラードでテンポも緩やかなので、息継ぎの位置や語尾ののばし方まで事前にすり合わせておくと、ふたりの声がひとつに溶け合う瞬間がより気持ちよく決まる。

一人練習

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なお、財津和夫 with 原みどりのデュエットバージョンは、YouTube Music、Spotifyとも音楽サブスクリプションサービスでは配信されていない。
カラオケで挑戦する前に、まずCDを入手して耳で覚えるところから始めるなら👇


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DAMの場合

  • ガイドボーカル対応

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曲で検索するとガイドボーカルが表示されない場合がある。
上部のタブで「通常曲」をクリックするとガイドボーカル対応になる。

JOYSOUNDの場合

  • ガイドボーカル対応なし

こんな人におすすめ

  • ゆったりとしたスローバラードをじっくり歌いたい人
  • ハモリが苦手で、まずはユニゾンで息を合わせる練習をしたい人
  • 昭和末期のシティ・ポップ/大人のバラードが好きな人

まとめ

  • スローテンポで音を追いやすい
  • ハモリなし
  • 派手さより静かな余韻を楽しむタイプの曲

全体評価:★★★★★

歌いやすさ基準はこちら

大声で盛り上げるタイプの曲ではなく、ふたりでじっくり歌詞の世界観を味わうタイプのデュエット曲。
ハモリがない分、技術的なハードルは高くないが、スローバラードゆえに間の取り方や感情の込め方で歌の印象が大きく変わってくる。

ひとこと

昔、忘年会で上司と歌うために買ったアルバムを引っ張り出していて見つけた曲。
「こんな歌あったっけ?」と聴き直してみたら、財津和夫さんの優しい声にすっかり引き込まれた。
こんな一曲を知らなかったなんてもったいなかった。
原みどりさんの声はレベッカのノッコさんを思わせるハスキーさで、これも魅力的。
次のカラオケで歌ってみたい一曲。


こういう人は歌ってみて!

落ち着いた雰囲気でしっとり歌いたいふたりや、定番のノリのいいデュエット曲に少し飽きてきたふたりにおすすめしたい一曲。

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