目を閉じておいでよ / BARBEE BOYS

★★★★★

「男女の掛け合い」を日本のロックに持ち込んだ先駆者・BARBEE BOYSの代表曲。
ドロドロした大人の夜を、ロックなグルーヴに乗せてスリリングに歌い上げる一曲。

基本情報

  • 1989年1月1日リリース 
  • 作詞・作曲:いまみちともたか
  • 資生堂男性用整髪剤「TREND・Y」CMソング
  • 男女デュエット
  • 全体評価(★★★★
  • 👥 みんなの評価:
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BARBEE BOYSは、KONTA(Vo.&Sax)、杏子(Vo.)、いまみちともたか(Gt.)、エンリケ(Ba.)、小沼俊明(Dr.)による5人組バンドで、1984年9月21日に男女のツインボーカルとサックスを乗せたバンドサウンドで、シングル「暗闇でDANCE」でレコードデビュー。
もともと男性4人組だったところに、アマチュア時代に対バンで歌っていた杏子の声とパフォーマンスにギタリストのいまみちが惚れ込んで加入させたという経緯を持つ。

曲の印象

タイトルだけ聞くとロマンチックなバラードをイメージするかもしれないが、実際はまったく違う。
イントロから乾いたギターリフが刻まれ、KONTAのサックスが絡みながら始まるミディアムテンポのロックナンバーだ。

内容は、彼氏のいる女性と、その隙に割り込もうとする男性のやり取りを描いた、かなりきわどい大人のシチュエーションソング。
女性が今の恋人への迷いを語り、男性がそこに畳み掛けるように口説くという構図で、ふたりの言葉が交互に飛び交う。
甘さより緊張感と生々しさが勝っていて、「ロマンチックなデュエット」とはひと味もふた味も違う。

いまみちともたかが書く詞曲の多くは男と女の痴話げんかや感情のもつれ、スリリングな押し引きを描いたものが多いが、この曲はその中でも特に際どいラインを攻めた一曲といえる。

Music Video 本人映像。ただただ懐かしい。

ハモリ

全体傾向

この曲にハモリはありません。
ただ、徹底した「コール&レスポンス型」の掛け合いだ。
杏子(女性)とKONTA(男性)が交互に、時にはほぼ同時に言葉をぶつけ合いながら進む。
ハーモニーをきれいに重ねるというより、ふたりがまるで会話しているかのようにパートを切り替えていくのが最大の特徴。

曲全体を通じて、ほぼユニゾンやハモリのセクションはなく、パート分担がとにかく明確。
「どちらがどのフレーズを歌うか」さえ覚えてしまえば、意外と整理しやすい構造ではある。

注意ポイント

完璧を求めるなら。
音域自体は特別広くないが、KONTAのしゃがれた低音、杏子の太くてドスの利いた声という個性が強烈なため、ふたりで歌うと元の音源とのギャップが出やすい。
どれだけ「キャラに近づけるか」が、この曲をカラオケで決める上での最大の課題になる。

一人練習

自宅練習

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※サブスクリプション登録が必要です

男性パート低く、重く、でもしゃべるように

  • 声に張りを持たせつつも、会話の流れを止めない自然なテンポ感
  • 語りかけるようなニュアンスを大事に
  • ねちっこくなりすぎず、あくまで冷静に
  • サビに向かうにつれて熱量を少しずつ上げていく

女性パートきれいに歌わない

  • ハスキーな声質を活かして、少しかすれた感じを残す
  • ビブラートは、かけすぎると一気に雰囲気が違う方向に行く
  • 感情は抑えめ

歌の全体をつかむ👇

DAMの場合

  • ガイドボーカル対応

男女分かれていないかもしれないので確認します。

※DAMの注意点
曲で検索するとガイドボーカルがない時がある。
上部のタブで「通常曲」をクリックするとガイドボーカル対応になります。

JOYSOUNDの場合

  • ガイドボーカル対応
  • 男性ボーカル入り
  • 女性ボーカル入り
ガイドボーカル入りとは

歌のプロによる生歌唱が収録されたものです。機能を使う時は、曲名のあとに「ガイドボーカル入り」と書いてある曲を選びます。
プロ歌手やスタジオミュージシャンが実際に歌っているので、より自然で表現力のある歌声が流れます。

女性ボーカル入り・男性ボーカル入り(ボーカルアシスト)とは

ボーカリストの生の歌声ではなく、合成音声(バーチャルシンガー)による歌唱です。
ボーカロイドが歌っているような感じになります。

こんな人におすすめ

  • バラード系デュエットじゃなく、ロックな曲調で攻めたいふたり
  • 80年代J-POPが好きで、ちょっとクセのある曲を歌ってみたい人
  • 「かわいいデュエット」より「ドロっとした大人の掛け合い」を楽しみたい人
  • ふたりの個性やキャラの違いを曲の中で活かしたい人

まとめ

音域は広くないので歌いやすい
ハモリはないので難しくない
バービーボーイズを知っている世代には刺さる

全体評価:★★★★★

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音域的な難しさは高くなく、ふたりのパートも基本的に明確に分かれているため、分担自体はわかりやすい。
ただし、曲の世界観・キャラクター・テンポ感をしっかり掴んでいないと、ただセリフを並べているだけになってしまう。
とにかく一度しっかり原曲を聴き込んでから臨むことが大前提。
デュエットとして「声が合う」かどうかより、「ふたりの間にある空気が曲に合っているか」が問われる、追求しようと思えば深く挑戦のしがいがある一曲だ。

ひとこと

中学のころ、バービーボーイズが好きな友人がいて、よく聴かせてもらってた。
杏子さんのあのドスの利いた声、ほんとにかっこいいんよ。
女としてああなりたいって、今も思う。

自分はハスキーじゃないから長いことこの曲を敬遠してたんだけど、「楽しんで歌えたら勝ちじゃない?」ってなってから、一人カラオケでこっそり練習するようになった。
完璧には程遠いけど、なんかそれがまた楽しくて。

きれいに歌わなくていい曲って、実は一番自由だったりするよね。

こういう人は歌ってみて!

きれいなハモリより、ふたりの「空気感」で勝負できるデュエットを探しているなら、これほどドンピシャな曲はないかもしれない。

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