アマン / 菅原洋一・シルヴィア

★★★★☆

「アマン」というタイトル、何の曲か分かりますか?
フランス語で「愛人」を意味するこの言葉が、大人のデュエットに絶妙に似合う。
1982年、昭和57年の冬にリリースされた、カラオケ定番のムードデュエットです。

基本情報

  • 1982年11月リリース 
  • 作詞:杉紀彦  作曲:森田公一
  • 男女デュエット
  • 全体評価(★★★☆
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菅原洋一は兵庫県加古川市出身の歌手。
国立音楽大学大学院で声楽を修め、1958年にタンゴ歌手としてデビュー。
1967年に「知りたくないの」が大ヒットし、NHK紅白歌合戦に初出場(以降22回連続)。
1970年には「今日でお別れ」で日本レコード大賞を受賞した実力派シンガーで、タンゴ、シャンソン、ポップスと幅広いレパートリーを持つ。

シルヴィアは大阪府東大阪市出身の歌手。
もとは実業団のバレーボール選手だったが、スカウトされてロス・インディオスの女性ボーカリストに。
1979年の「別れても好きな人」がミリオンセールスを記録し、一躍スター歌手に。
「アマン」のヒットを機にソロ活動へと転身した。

曲の印象

タイトルの「アマン」はフランス語で「愛人」あるいは「恋人」を意味する言葉。
昭和のムード歌謡らしく、大人の秘めた愛と別れの予感が漂う世界観になっている。

舞台はたそがれた街のホテル。
女性が「もう二度と別れたくない」と訴え、男性は「わかっているさ」と答える。
ふたりは今夜だけひとつになり、でも明日になればそれぞれの現実に戻っていく——そんな儚くも濃密な関係を歌っている。
歌詞に香水の香りやホテルのイメージが出てくるなど、昭和の大人の情緒がぎっしり詰まっている。

アレンジはラテン風のリズムが軽くのったムード歌謡で、テンポはゆったり。
アップテンポではないが、どこか艶っぽいグルーヴ感があって、歌っているうちに自然と気分が乗ってくる。
菅原洋一のしっとりした低音とシルヴィアの色っぽい声質が、この曲の雰囲気にぴったりはまっている。

ハモリ

全体傾向

基本的な構成は「交互歌唱とユニゾン」の組み合わせ。
Aメロは女声(シルヴィア)と男声(菅原)が短いフレーズを交互に受け渡しながら進む。
サビに入る手前でふたりのパートが重なるポイントがあり、ここで少しハモリが入る。
サビに入ると再びふたりが交互に歌うスタイルに戻り、曲は男性のソロで締めくくられる。

全体を通じてハモリのパートは限られており、基本はかけ合いとユニゾンで成立している構成だ。

注意ポイント

サビ前のハモリは短い区間なので難易度は高くないが、このわずかな重なりが曲の山場のひとつになっている。
ここで声をきれいに合わせられると、聴いている人への印象がぐっと変わる。
また、曲は最後に男声のソロで終わる。男性側はラストをどう表現するかが、聴かせどころになる。

一人練習

自宅練習

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代わりに伊藤咲子バージョンで雰囲気をつかんでみてください。

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上部のタブで「通常曲」をクリックするとガイドボーカル対応になります。

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  • 男性ボーカル入り
  • 女声ボーカル入り
女性ボーカル入り・男性ボーカル入り(ボーカルアシスト)とは

ボーカリストの生の歌声ではなく、合成音声(バーチャルシンガー)による歌唱です。
ボーカロイドが歌っているような感じになります。

両メーカーとも、ひとカラデュエット出来ます!(一人カラオケデュエット)

こんな人におすすめ

  • 昭和のムード歌謡・ラテン系デュエットが好きな人
  • かけ合い中心でハモリの少ない曲を探している人
  • 大人っぽい雰囲気の曲でしっとり歌いたい人
  • 菅原洋一やシルヴィア、ロス・インディオスが好きな人

まとめ

  • かけ合いが中心で、音域も無理がなく歌いやすい
  • サビ前に少しあるが、全体的にはかけ合い・ユニゾン構成
  • 派手さはないが、昭和ムード歌謡らしいしっとりした聴かせどころがある

全体評価:★★★★☆

歌いやすさ基準はこちら

ハモリの練習よりも、かけ合いのタイミングと大人の雰囲気を出せるかどうかが勝負の曲だ。
音域は特別広くなく、無理に声を張らなくてもいい。
歌い込むほどに「らしさ」が出てくるタイプで、二人の息が合ってくるほど聴かせ方がよくなる。
昭和歌謡の世界観を楽しむ余裕があるなら、きっとこの曲の良さが引き出せると思う。

ひとこと

スナックでかかっているのをよく聴いていた曲。
色気たっぷりに歌いこなすスナックのママを見て、「これが昭和の大人の歌か……」と思ったものです。
今の自分はあのママに近づけているだろうか?笑
あなたも一度、色気を意識して歌ってみてください。
きっと、ふだんとは違う自分に出会えます。

こういう人は歌ってみて!

「今日はちょっとしっとりした曲が歌いたい」と思ったとき、この曲が正解かもしれない。
大人ふたりで、雰囲気ごと楽しんでほしい。

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