男と女のラブゲーム / ヒロシ&ミユキ

★★★★★

昭和のCMソングから生まれ、複数の歌手がこぞってカバーした異色のヒット曲。
数あるバージョンの中でも、カラオケでよく選ばれているのが黒沢ヒロシ&石川みゆき版だと言われている。

基本情報

  • 1987年リリース(黒沢ヒロシ&石川みゆき版)
  • 作詞:魚住勉  作曲:馬飼野康二
  • 原曲は「タケダ胃腸薬21」(武田薬品)のCMソング
  • 男女デュエット
  • 全体評価(★★★★
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「男と女のラブゲーム」はもともと1986年に武田薬品の「タケダ胃腸薬21」のCMで、武田鉄矢と芦川よしみの2人の歌唱によって披露された楽曲だった。
当初はCM用にサビ部分のみが作られていたが、視聴者からの問い合わせが殺到したためフルサイズ版が制作され、レコード化されることになった。
ところがCMに出演した武田本人が「イメージに合わない」としてレコード化を拒否したため、武田・芦川版としては発売されず、代わりに1986年から1987年にかけて複数のレコード会社による競作という珍しい形でリリースされることになった。
黒沢ヒロシ&石川みゆき版も、この競作ラインナップの中の一組にあたる。

数あるカバーの中でも、この曲は「飲みすぎたのは、あなたのせいよ」というフレーズが話題を呼んで大ヒットし、カラオケで一種の社会現象を巻き起こしたと言われている。
1987年度のJASRAC著作権使用料分配額(国内作品)では年間3位にランクインし、1988年にはJASRAC賞の銅賞を受賞しているほどの楽曲で、昭和末期のカラオケ文化を象徴する一曲と言える。

黒沢ヒロシ(ヒロシ)は、1982年のヒット曲「3年目の浮気」を歌っていたデュオ「ヒロシ&キーボー」の黒沢博と同一人物である可能性が高い。
黒沢博は俳優・黒沢年雄の実弟で、コンビ解消後はソロで活動を続けており、時期的にもこの競作に新パートナー(石川みゆき氏)と参加した流れは自然といえる。
ただし同一人物と明記した一次情報までは確認できておらず、確定情報ではない点はご留意を。

石川みゆき(ミユキ)は、リリース時ニッポン放送に在籍していた女性アナウンサー。

曲の印象

歌詞の内容は、久しぶりに訪れた男性と、それを迎える女性とのやり取りを描いたもの。
素直になれない男女が軽口を叩き合いながらも、最後にはお互いを求め合ってしまう――そんな、大人の男女の駆け引きと本音が入り混じった情景を歌っている。
水割りのグラスを挟んだような、少し色っぽくてほろ苦い夜の空気感が全体を貫いている。

アレンジは歌謡曲らしい王道の演歌・ポップス調で、テンポはミディアム。
男女がセリフのように言葉を交わし合う「かけあい」のパートが多く、まるで小芝居を見ているような感覚で聴ける(歌える)のがこの曲の一番の特徴。
派手な盛り上がりというより、じわじわとした駆け引きの緊張感で聴かせるタイプの曲と言える。

ハモリ

全体傾向

この曲にはハモリはない。
基本的には男女がセリフを交わすように短いフレーズを交互に歌う「かけあい」形式で進み、パートが重なる箇所は男女で違う旋律を歌うハモリではなく、同じメロディを一緒に歌うユニゾンになっている。

注意ポイント

相手のセリフを受けてすぐに自分のパートに入るタイミングの良さが重要になる。
掛け合いのテンポがずれると曲全体の緊張感が崩れてしまうので、事前に歌詞の受け渡しポイントを確認しておくと安心。
ユニゾンで重なる箇所は、音程よりも息を合わせて同じタイミングで声を出すことを意識するとまとまりやすい。

一人練習

自宅練習

サブスクで「男と女のラブゲーム」を検索すると、この曲では日野美歌・新沼謙治のペアが最も再生されているようで、ヒロシ&ミユキ版は探しにくい可能性がある。
カラオケでの選曲人気と、サブスクでの再生回数は必ずしも一致しないようだ。

🎵 サブスクで聴く → YouTube Musicで聴く  Spotifyで聴く (日野美歌・新沼謙治)
※サブスクリプション登録が必要です

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DAMの場合

ヒロシ&ミユキ

  • ガイドボーカル対応
  • 本人映像あり

※DAMの注意点
曲で検索するとガイドボーカルが表示されない場合がある。
上部のタブで「通常曲」をクリックするとガイドボーカル対応になる。

JOYSOUNDの場合

ヒロシ&ミユキ

  • ガイドボーカル対応
  • 男性ボーカル入り
  • 女声ボーカル入り
男性ボーカル入り・女性ボーカル入り(ボーカルアシスト)とは

ボーカリストの生の歌声ではなく、合成音声(バーチャルシンガー)による歌唱。
ボーカロイドが歌っているような感じになる。

両メーカーとも、ひとカラデュエット出来ます!(一人カラオケデュエット)

こんな人におすすめ

  • 昭和歌謡・演歌テイストのデュエット曲が好きな人
  • ハモリなしで気軽に挑戦できるデュエット曲を探している人
  • セリフのようなかけあいで男女それぞれの「役」を楽しみたい人
  • 知名度の高い定番曲を選びたい人

まとめ

  • 音程面のハードルは低め
  • ハモリなし
  • 派手さより、男女の駆け引きの空気感で聴かせるタイプ

全体評価:★★★★★

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ハモリがない分、音程を合わせるプレッシャーは少なく、デュエット初心者同士でも挑戦しやすい曲だと思う。
その代わり、かけあいのテンポ感や間の取り方が歌の印象を左右するので、事前に歌詞のやり取りを一度読み合わせておくと、より息の合った歌になりそう。
男女それぞれの「キャラクター」を演じるつもりで歌うと、単に歌うだけでは出せない面白みが出てくる曲だと感じる。

ひとこと

この曲、こんなにたくさんの組み合わせで歌われていたとは正直知らなかった。
武田鉄矢&芦川よしみ、日野美歌&葵司朗、黒沢ヒロシ&石川みゆき…同じ「男と女のラブゲーム」でも、歌う二人によって表情が変わるのがおもしろい。
今度カラオケに行ったら、自分たちだけの「男と女のラブゲーム」を作るつもりで、ぜひ歌ってみてほしい

こういう人は歌ってみて!

「ハモリは苦手だけど、ふたりで曲の世界観を楽しみたい」――そんな二人に、この曲はきっとハマる。
セリフのように歌詞を投げ合ううちに、いつのまにかふたりの息が合ってくる、そんな瞬間を味わってみてほしい。

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