大人のすれ違いと未練を、男女が交互に歌い上げる演歌デュエットの定番。
口コミだけで広まったという逸話どおり、一度歌うとその味わいが忘れられない一曲。
基本情報
- 1989年(貴美バージョン) / 2025年12月3日リリース(美嘉バージョン)
- 作詞:ちあき哲也、作曲:杉本眞人
- 男女デュエット
- 全体評価(★★★★★)
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佳山明生(かやま あきお)は1951年北海道函館市生まれの演歌歌手。
作曲家・古賀政男の最後の門下生として修業を積み、1977年に「氷雨」でデビュー。
発売当初はヒットの兆しが見えなかったものの、口コミで広まり1983年に日本レコード大賞でロングセラー賞を受賞している。
貴美(たかみ)は、コロムビアから「泣きながら夢を見て」をリリースした演歌歌手。
詳細なプロフィールは確認できていない。
美嘉は、DAMカラオケが実施した「デュエット歌手募集」で合格し、佳山明生と2025年にこの曲を新録音した歌手。
曲の印象
タイトルだけ見ると、どこかせつなく柔らかい印象を受けるかもしれない。
実際に聴いてみると、むしろ大人の色気と緊張感がある、しっとりとした歌謡デュエットが流れてくる。
歌っているのは、かつて愛し合い、些細な喧嘩からすれ違ってしまった男女。
夢の中でさよならを言われた女と、昨夜の喧嘩をひとり悔やんでいた男が、それぞれの気持ちを打ち明けるようなストーリー構成になっている。
サビでは「Je t’aime(ジュテーム)」というフランス語のフレーズが繰り返され、言葉では言い切れない愛の深さを表現している。
作曲は「夢想花」や「お久しぶりね」など多くのヒット曲を手がけた杉本眞人、作詞はちあき哲也という、演歌・歌謡曲の世界で実力派として知られるコンビによる作品。
1989年のリリース後、広告宣伝らしい宣伝もないまま口コミで広まり、今ではカラオケデュエットの定番に定着した。
ハモリ
全体傾向
この曲はハーモニーが重なるデュエットではなく、男声と女声が交互にパートを受け渡していくスタイルが基本。
ただしバージョンによって構成に差がある。
貴美バージョンはAメロを男女が交互に歌い、サビではふたりが同じ音程で声を揃える構成。
ハーモニーは重ならず、声が一本になるシンプルな形だ。
美嘉バージョンはサビ後半で男声がハモりを加えており、後半にかけてより厚みのある聴こえ方になっている。
注意ポイント
サビの「Je t’aime」の部分では、貴美バージョンはふたりが同じ音程で声を重ねるスタイル、美嘉バージョンはサビ後半から男声がハモりを加えるスタイルになっている。
どちらのバージョンで練習するかを先に決めておくと、パートの掴み方がスムーズになる。
一人練習
自宅練習
貴美バージョンの音源はあまり公開されていないため、自宅練習は美嘉バージョンで行うのがおすすめ。
🎵 サブスクで聴く → YouTube Musicで聴く
→男性練習用 女性用カラオケ →女性練習用 男性用カラオケ
→ Spotifyで聴く
→男性練習用 女性用カラオケ →女性練習用 男性用カラオケ
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💿 CDで手元に置く
男性用カラオケ(女性歌入)、女性用カラオケ(男性歌入)がそれぞれ入っていて練習にありがたい。
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DAMの場合
貴美バージョン
- ガイドボーカル対応
- 本人映像あり
美嘉バージョン
- ガイドボーカル対応なし
- 本人映像あり
※DAMの注意点
曲で検索するとガイドボーカルがない時がある。
上部のタブで「通常曲」をクリックするとガイドボーカル対応になります。
JOYSOUNDの場合
貴美バージョン
- ガイドボーカル対応
美嘉バージョン
- ガイドボーカル対応なし
こんな人におすすめ
- 演歌・歌謡曲の大人のデュエットを探している人
- テンポが速すぎず、じっくり歌いたい人
- 掛け合い中心で、ハーモニーより「歌のやり取り」を楽しみたい人
- カラオケの定番曲を選びたいが、ありきたりすぎない曲を探している人
まとめ
- テンポはゆったりめで音域も無理のない範囲
- 男女が交互に歌ってサビで重なるスタイル(美嘉バージョンはサビ後半でハモりあり)
- サビの「ジュテーム」が繰り返されるクライマックスは、雰囲気が出るとぐっと引き込まれる
全体評価:★★★★★
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派手さのある曲ではないが、歌い込むほどに味が出てくるタイプの曲だと思う。
演歌・歌謡曲のデュエットに慣れた人ならスムーズに入れるし、はじめて演歌系のデュエットに挑戦したいという人にも手が届きやすい難易度だろう。
2025年に美嘉との新録音版がリリースされ、女性用・男性用のカラオケ音源も揃っているので、ひとりで予習しやすい環境が整っている点も助かる。
ひとこと
初めて聴いたとき「これは大人の歌だ」と、なんとなく感じたのを覚えている。
実際に歌ったこともあるのだけれど、当時は「もう大人のつもり」でいたわりに、「色気がない!」とダメ出しをもらった。笑
あの頃の自分にはまだ早かったのかもしれない。
今ならあのすれ違いの情景を、もう少しだけ想像しながら歌えそうな気がしている。
あなたはどうだろう、ふたりで歌ってみると、きっとお互いの「大人度」が試される。
こういう人は歌ってみて!
ふたりのあいだに少しだけ「大人の空気」を漂わせたいとき、この曲はきっと仕事をしてくれる。
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