恋のダブルブッキング / 多岐川舞子&ギャランティーク和恵

★★★★☆

デートの待ち合わせ場所に行ったら、自分の席に知らない人が座っていた――そんな修羅場をコミカルに描いた、演歌歌手と女装歌謡歌手の異色デュエットです。
次のカラオケで「ちょっと変わったデュエットを歌いたい」という方の選曲の参考にどうぞ。

基本情報

  • 2013年11月13日リリース
  • 作詞:吉元由美 作曲:水森英夫
  • 女女デュエット(※厳密には個性派コラボ)
  • 全体評価(★★★★☆)
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多岐川舞子 は京都府南丹市出身の演歌歌手で、1969年生まれ。
この曲が出た2013年は、デビュー25周年を迎えた年でした。
ピアノ、ギター、フルート、サックスと楽器演奏も得意としています。

ギャランティーク和恵 は福岡県出身。
1999年に歌謡集団で活動を始め、2002年にソロデビュー。
昭和の歌謡曲や演歌を、懐かしむだけでなく今も色あせない名曲として歌い続けている。
女装歌謡ユニット「星屑スキャット」のメンバーとしても知られる。

曲の印象

待ち合わせ先で、彼をめぐる女性ふたりが鉢合わせ。
責める側と開き直る側がヒートアップし、彼に決断を迫る――。
ドラマの修羅場さながらの展開ですが、空気はどこか芝居がかったコミカルさで、聴いていて思わず笑ってしまいます。

この曲のおもしろさは、演歌歌手の多岐川舞子と、女性の口調で歌うギャランティーク和恵という組み合わせにもあります。
レーベルの紹介文では、二人が一人の彼をめぐって争うという設定が前面に出ています。
また、CDジャーナルの評では、女言葉で歌う男性が生む「立ち位置のあいまいさ」がこの曲の妙味だと紹介されていました。
加えて、水森英夫の正攻法なメロディーに、萩田光雄が少し遊び心を効かせたアレンジをのせた点も楽しいポイントとされています。

ムード歌謡や歌謡曲の雰囲気が好きな方にはもちろん、宴会や飲み会の場で笑いを取りたいときにも、話題が広がりやすい一曲です。

ハモリ

全体傾向

構成は、冒頭からふたりが同時に歌い出し、途中からハモリが入ります。
その後は、ソロを交互に歌い継ぐ流れになり、ふたたびふたりの声が重なる場面でもハモリがあります。

注意ポイント

いちばん気をつけたいのは、最初から「ふたり同時」で始まる点です。
ひとりで先に歌い出して雰囲気をつかむ余裕がなく、冒頭から相手の声に釣られやすくなります。
歌う前に、自分のパートを一度確認しておくと安心です。

もうひとつは、ソロの交互パートから、ふたたび声が重なる部分への切り替えです。
掛け合いの流れのまま重なりに入るので、入りのタイミングを落とさないことが大切です。

一人練習

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練習で役に立つのが、CDに収録されている「歌入りカラオケ」です。
この曲のCDには、多岐川舞子の歌入りカラオケと、ギャランティーク和恵の歌入りカラオケが、それぞれ別に収められています(配信でも、舞子さん・和恵さんそれぞれの歌入りが確認できました)。
どちらかひとりの声が入った音源なので、自分の担当パートを聴き込むのに向いています。
CDには半音下げのカラオケも収録されているので、キーが合わないときの練習にも使えます。

💿 CDで手元に置く(カラオケ練習用音源収録)

📼 カセットで手元に置く(カラオケ練習用音源収録)

恋のダブルブッキング【カセット】 [ 多岐川舞子&ギャランティーク和恵 ]

CDには両方の歌入りカラオケが入っているので、どちらのパートを練習するにも使いやすいです。
あわせて、公式MVを繰り返し観て、それぞれの節回しを耳になじませるのもおすすめです。

DAMの場合

  • ガイドボーカル対応なし

JOYSOUNDの場合

  • ガイドボーカル対応

こんな人におすすめ

  • 定番のデュエットではなく、ちょっと変わった曲で場を盛り上げたい人
  • 笑いや演技を交えて、掛け合いを楽しみたい人
  • 歌謡曲・ムード歌謡・演歌の雰囲気が好きな人

まとめ

  • ノリも良くて楽しく歌える
  • 冒頭は同時歌唱、途中でハモリ、後半のソロ交互のあとも重なってハモリ
  • 修羅場を演じるような掛け合いで、場が笑いに包まれやすい

総合評価:★★★★☆

物語がはっきりしているので、歌詞の世界に入り込みやすく、自然と気持ちが乗ってきます。
演歌の歌唱力と歌謡ショーのような華やかさが同居していて、聴く側としても飽きません。
うまく歌うことよりも、ふたりで役を演じる気持ちで楽しめる人ほど、この曲の魅力を引き出せると思います。
デュエットとしては、息を合わせる場面が冒頭から多いので、慣れたペアでも初めてのペアでも、事前にひと声かけておくと安心です。
歌い終わったあとに、思わず「もう一回歌おうか」となるタイプの曲です。

ひとこと

スナックのカウンターで歌ったら盛り上がりそう。
うたしるべにとってそんなイメージの、大好きな一曲だ。
悩みは、この曲を知っていて一緒に歌ってくれる人がなかなか見つからないこと。
そんなときはJOYSOUNDのガイドボーカルが心強い相方になってくれる。
ハモるのは好きだけれど、一曲で両方のパートを覚えようとすると混乱してしまう。
だから私は多岐川舞子さんのパートに絞って歌っている。
知っている人が現れたら、和恵さんのパートに挑戦してみたい(笑)。
練習に使える音源がたくさんあるので、「相手がいないから」とあきらめなくて大丈夫。
まずはひとりでパートを決めて、歌ってみてほしい。

こういう人は歌ってみて!

いつものデュエットが、ちょっとだけ物足りなくなってきたあなたへ。
この曲は、ふたりで恋の修羅場を演じるうちに、気づけば笑いが止まらなくなる一曲です。
うまく歌えたかどうかより、あの人と顔を見合わせて笑った時間が、きっと今日いちばんの思い出になります。

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