灰色と青(+菅田将暉) / 米津玄師

★★★★★

米津玄師と菅田将暉、ふたりの男性が交互に歌う異色のデュエット。
ハモりはなく、1番と2番でボーカルがまるごと入れ替わる構成が特徴的な一曲。

基本情報

  • 2017年10月11日配信 / 2017年11月1日(アルバム『BOOTLEG』収録)
  • 作詞・作曲:米津玄師
  • 男男デュエット
  • 全体評価(★★★★★)
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米津玄師 は1991年生まれ、徳島県出身のシンガーソングライター。
2009年から「ハチ」名義でボーカロイド楽曲をニコニコ動画に発表し、2012年に本名義のアルバム『diorama』でデビュー、2013年にメジャーデビューを果たした。
2018年の「Lemon」で大きなブレイクを果たし、2020年のアルバム『STRAY SHEEP』は200万セールスを突破。
以降も「KICK BACK」「地球儀」など話題曲を発表し続けている、作詞・作曲・編曲からイラストまで手がけるマルチクリエイターである。

菅田将暉 は1993年生まれ、大阪府箕面市出身の俳優・歌手。
2009年に特撮ドラマ『仮面ライダーW』で俳優デビューし、2013年『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞、『あゝ、荒野』(2017年公開)で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、映画・ドラマで確かな実力を示してきた。
同じ2017年6月には「見たこともない景色」で歌手としてもデビューし、俳優と歌手の二刀流で活動を続けている。

曲の印象

米津玄師が北野武監督の映画『キッズ・リターン』を制作のモチーフに挙げていることで知られる一曲。
同作で描かれる、別々の道を歩んだふたりがどこかで再び交わっていくような構図に影響を受けたとされ、歌詞には学生時代や青春の記憶を思わせる描写が散りばめられている。

制服の袖丈がどこかしっくりこないような、夏の終わりの少し落ち着かない空気から歌が始まり、対等な立場ですれ違いながらも、心のどこかでは繋がり続けている男同士の関係性を描いているような雰囲気が全体に漂う。
派手な高揚感よりも、静かな距離感や余韻を大切にした曲調で、ミディアムテンポのメロディに乗せて、それぞれの声質の違いがそのまま物語の温度差のように響いてくる。

アレンジは米津玄師らしい繊細な音作りで、洋楽的なサウンドアプローチを取り入れているとの評価もある一曲。
派手な盛り上げ方をする曲ではなく、じっくりと聴かせる/歌わせるタイプのデュエットだと言える。

ハモリ

全体傾向

この曲にハモリパートはなく、1番を米津玄師、2番を菅田将暉が歌い、それ以降もパートごとに歌い手が交代していく構成になっている。
ふたりが同時に声を重ねる箇所ではなく、あくまで「交互に歌い継ぐ」形でデュエットが成立している曲。

注意ポイント

曲全体を通して声質のコントラストがそのまま曲の魅力になっているため、それぞれが自分のパートで自分らしい歌い方を意識すると良さそうな曲。

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オリジナルハモリパート練習動画

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  • 01:02 ハモリパート

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DAMの場合

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  • 本人映像あり

※DAMの注意点
曲で検索するとガイドボーカルが表示されない場合がある。
上部のタブで「通常曲」をクリックするとガイドボーカル対応になる。

JOYSOUNDの場合

  • ガイドボーカル対応
  • 本人映像あり

こんな人におすすめ

  • ハモリなしで、パートの掛け合いを楽しみたい人
  • 米津玄師と菅田将暉、それぞれのファンでふたりの共演を歌で味わいたい人
  • しっとりとした曲調のデュエットを探している人
  • 男性ふたりでのデュエット候補を探している人

まとめ

  • パートを覚えるだけならシンプル
  • ハモリパートはないがオリジナルでハモることも可能
  • 静かな余韻を残すタイプの曲で、派手な盛り上がりよりも情感重視

全体評価:★★★★★

歌いやすさ基準はこちら

知名度が高いので、リズムや曲の流れを体に入れるのにそれほど時間はかからない。
1番・2番でパートがまるごと入れ替わる構成なので、まずは自分の担当パートだけを覚えれば歌い出せる。
ふたりの声質の違いがそのままこの曲の聴きどころなので、無理に合わせようとせず、それぞれが自分らしい歌い方を意識するとより一曲の魅力が引き立つ。

ひとこと

ハモリなしで交互に歌うタイプは、実はいちばん気楽に挑戦できるデュエットかもしれない。
声質の違うふたりが同じ曲を歌い継ぐことで、いつの間にか物語が生まれていく感覚になるかも。

こういう人は歌ってみて!

ハモろうとして気負う必要はない一曲。
声を重ねなくても、ふたりで交互に歌うだけで、それぞれの想いがちゃんと伝わってくる。
相方と少し距離があるように感じる関係でも、この曲ならその距離感ごと歌にできるはず。

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