姉と弟、リアルな家族デュエット。
大人の色気と哀愁をまとった、カラオケで一度は歌ってみたい80年代の名曲。
基本情報
- 1987年7月1日リリース
- 作詞:岡田冨美子、作曲:鈴木雅之
- 男女デュエット
- 全体評価(★★★★☆)
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鈴木聖美(すずき きよみ)は1952年生まれ、東京都大田区出身。
弟の鈴木雅之の勧めでシャネルズのステージに立ち、その歌声が高く評価されたことをきっかけにキャリアを積んでいく。
1987年4月、「鈴木聖美 with Rats & Star」として30代半ばでメジャーデビュー。
ポップス界では異例の遅咲きデビューだったが、デビューアルバム「WOMAN」は60万枚を超えるヒットを記録した。
Rats & Star(ラッツ&スター)は、1975年にシャネルズとして結成されたグループで、1983年にRats & Starに改名。
リーダーの鈴木雅之が鈴木聖美の実弟にあたり、本曲は姉弟による実際のデュエットでもある。
「め組のひと」「ランナウェイ」など数々のヒット曲でも知られる。
曲の印象
タイトルに「チャップリン」という単語が入っているが、チャールズ・チャップリンの生涯や映画を題材にした歌詞ではない。
どこか孤独で哀愁を帯びた男性のたたずまいを、チャップリンという言葉に重ねているイメージだ。
歌詞の内容は、”友達”という言葉で距離を置きながら離れていく相手を、それでも待ち続けるという女性の揺れる気持ちを描いたもの。
窓辺にもたれた横顔、コバルト色の空を見上げながら指折り月日を数えるような情景が浮かぶ。
切なさの中にも、いつか戻ってくると信じる芯の強さがある。
曲調はソウルの影響を色濃く受けた大人のポップス。
テンポ感はそこまで速くなく、落ち着いた雰囲気の中に歌いごたえがある。
イントロから漂うシティな空気感が、夜のカラオケに妙に似合う。
発売当初はヒットチャートで目立たなかったが、深夜帯のCMで流れるうちにじわじわと広まり、最終的にオリコン最高18位・累計10万枚以上を記録。
その後もカラオケの定番として長く愛され続けている。
ハモリ
全体傾向
Aメロは鈴木雅之(男声)と鈴木聖美(女声)が交互にフレーズを受け渡す掛け合い形式。
曲全体を通して女声がメインボーカルを担う割合が高く、男声はその後ろからハモるポジションが基本になっている。
ただしサビの「ロンリー・チャップリン」のフレーズだけは役割が逆転し、男声がメインを歌い女声がハモりに回る。
この一箇所だけ主旋律とハモりの関係が入れ替わる点が、この曲のハモリ構成の大きな特徴。
注意ポイント
サビ「ロンリー・チャップリン」のフレーズでは、普段ハモり側の男声がメインを歌い、普段メインの女声がハモりに回るという珍しい入れ替わりが起こる。
ここを意識せずに歌うと、女声パートの人がうっかりメインのまま歌ってしまったり、男声パートの人がハモりに回ってしまったりしやすいので注意したい。
それ以外の部分は女声がメイン・男声がハモりという基本の役割に戻るため、「サビのこのフレーズだけ役割が変わる」という点を事前に共有しておくとスムーズ。
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女性ボーカル入り・男性ボーカル入り(ボーカルアシスト)とは
ボーカリストの生の歌声ではなく、合成音声(バーチャルシンガー)による歌唱です。
ボーカロイドが歌っているような感じになります。
両メーカーとも、ひとカラデュエット出来ます!(一人カラオケデュエット)
こんな人におすすめ
- 80年代ソウル・ポップス系の大人っぽいデュエット曲を探している人
- 掛け合いがあるのを楽しみたい人
- 知名度のある定番曲から選びたい人
- 姉弟・兄妹、あるいは年齢差のあるペアで歌いたい人
まとめ
- テンポは落ち着いており、音域も極端ではないので歌いやすい
- Aメロはシンプルな掛け合い、Bメロとサビでハモリがある
- 激しく盛り上がるタイプではないが、夜のカラオケではしっとりと存在感を発揮する
全体評価:★★★★☆
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カラオケ定番の80年代デュエットとして知名度は申し分なく、聴いたことがある人も多いので場の空気もつくりやすい。
歌い込んでいけばソウルっぽいフィーリングも出てくるので、上達する楽しさがある曲。
Aメロの掛け合いからBメロでの声の絡みへと流れていく構成は、デュエットらしさをしっかり感じられる。
はじめてのデュエットというよりは、ある程度一緒に歌い慣れたペアで挑むと、より曲の良さが引き出せると思う。
ひとこと
自分の中でデュエットナンバーワンと言っていいくらい、繰り返し歌ってきた曲。
ところが、つい最近まで女性パートにハモリがあることをまったく知らなかった。
パート練習動画を見てはじめて「え、こんなとこハモるの!?」と声が出た。
長年なんとなく歌い続けてきたせいで、今さら正しいパートに矯正するのが難しい状態になっている。
歌い込んだ曲ほど、思わぬ落とし穴があるかもしれない。
こういう人は歌ってみて!
「なんか大人っぽい曲、歌ってみたいな」と思ったとき、迷わずこれを選んでいい。
歌い終わったあとに、なぜかちょっとかっこよくなった気がする曲。
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