CANDLE LIGHT / 織田哲郎 & ANRI

★☆☆☆☆

90年代J-POPを支えたふたりが、クリスマスの夜に贈るデュエット。
大人の恋心をろうそくの炎のように揺らめかせる、冬のラブソング。

基本情報

  • 2002年12月4日リリース 
  • 作詞: ANRI  作曲・編曲: 織田哲郎
  • 麒麟麦酒「氷結・アップルヌーボー」CMソング
  • 男女デュエット
  • 全体評価(☆☆☆☆
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織田哲郎は1958年3月11日生まれの東京都出身で、シンガーソングライター・作曲家・音楽プロデューサーとして活動。
「負けないで」「世界が終るまでは…」「世界中の誰よりきっと」など1990年代を中心に次々とヒット曲を手がけ、J-POPシーンに欠かせない存在となった。

ANRIは1978年に「オリビアを聴きながら」でデビュー。
1983年には「CAT’S EYE」「悲しみがとまらない」が大ヒットし、80年代のシティポップを牽引してきたシンガーソングライター。

曲の印象

「CANDLE LIGHT」というタイトルから、しっとり系の静かなクリスマスバラードをイメージする人も多いかもしれない。
でも実際に聴いてみると、適度なテンポ感があって、思っていたよりずっと聴きやすい。
バラードほど重くなく、ポップスとして気持ちよく流れていく感覚だ。

曲の世界観は、クリスマスの夜に街へ出かけ、仲間と過ごすうちに気になるあの人との距離が縮まっていくような情景を描いている。
胸の奥にしまっていた気持ちが、ろうそくの炎のようにゆらゆらと揺れながら少しずつ表に出てくる──そんな大人のラブストーリーだ。
「I love you」という言葉をずっと心にしまい込んでいた主人公が、聖なる夜の奇跡を信じてみようとする瞬間が美しい。

歌詞はANRIが手がけており、英語と日本語が自然に混ざり合ったおしゃれな言葉選びが光る。
織田哲郎のメロディも、シンプルながら耳に残るラインで、一度聴けばすぐ口ずさめるような親しみやすさがある。

ハモリ

全体傾向

イントロから終盤まで、ほぼ全編にわたって二声が重なり続ける「通しハモリ」スタイル。
「サビだけ盛り上がる」のではなく、Aメロから感情的な山場まで常に2声が動いている。
ANRIが高音域(E3〜A5)でメロディを引っ張り、織田哲郎が約2オクターブ下(E2〜A2)でどっしり支える、完全な役割分担型のデュエットだ。
ハモリの音程は3度・5度・6度を中心とした協和系が多く、聴いていて心地よい温かみのある響きになっている。
さらに2番以降はハモリの密度が上がり、後半になるほど二声の絡み合いが濃くなる構成になっている。

注意ポイント

最大の落とし穴は、二人の音域差が約2オクターブと非常に大きいこと。
サビで声を張ると相手の声が聴こえにくくなるため、「自分が主役」にならず、常に相手の声を耳で拾う意識が求められる。
また、ハモリが曲の最初から最後まで途切れないため、集中力の維持が思った以上にきつい。
特に後半、疲れてきたところで自分のラインが相手のメロディに引っ張られやすくなる。
もう一つ見落としがちなのが織田パートの低音域で、E2〜A2という超低音は音程の確認がしづらい帯域。
ANRIパート担当の人ほど、相手の低音を意識して「聴きにいく」姿勢が大事になってくる。

一人練習

自宅練習

残念ながらサブスクで見つけることが出来ませんでした。
情報があまりにも少なくて。
わかり次第記入していきたいです。

一番大切なのは、「相手のいない状況で、自分のラインだけをキープできるか」を確かめること。
音域差が約2オクターブあるため、練習中は相手の声に引っ張られにくい。
ところが実際に二人で歌うと、相手のメロディが耳に入ってくる瞬間にラインがぶれやすくなる。
後半がしんどい曲なので、2番以降だけを繰り返し練習しておくのも効果的。

CDには
「CANDLE LIGHT(without ANRI)」
「CANDLE LIGHT(without Tetsuro Oda)」
のパート別バージョンが収録されているため、どちらか一方のパートを集中練習したい場合は非常に便利。
中古も数少ないのか価格が高めです。


カップリング曲を切り貼りして作ってくれてる練習動画👇

CDを入手できれば練習に活用できる。
カラオケのガイドボーカルにも対応していないため、練習環境はやや整えにくい。

DAMの場合

  • ガイドボーカル対応なし

JOYSOUNDの場合

  • ガイドボーカル対応なし

こんな人におすすめ

  • クリスマスシーズンに合うデュエット曲を探している人
  • 織田哲郎、ANRIのファンの人
  • 激しく盛り上げるより、しっとりおしゃれに決めたい場面

まとめ

練習コンテンツも原曲を聴く術もないので歌いづらい
ずっとハーモニーなので難しい
クリスマスシーズンには良い曲

全体評価:★☆☆☆☆

歌いやすさ基準はこちら

イントロから終わりまでハモリが続く、聴き応えのある大人のデュエット曲。
役割分担がはっきりしているので、二人の音域が合っていればそれだけで様になる。
ただし2オクターブの音域差と後半の密度の高さが地味に体力を削るので、しっかり聴き込んでから臨みたい一曲。

ひとこと

この曲めちゃくちゃ歌いたい。
好きな曲のひとつなんだけど、練習コンテンツが意外となくて…。
難しい曲ほど、成功した時めちゃくちゃ気持ちいいんだよね。

CDを手に入れようと思います。
実際に練習してみてパート別の詳細や気づいたことを追記していく予定です。
お楽しみに。

手に入れました!男声パートの低音が聴き取りづらく、最初はどちらがハモリでどちらが主旋律なのかわからなかったのですが、片方の声入りバージョンを聴いてやっとわかりました。
1番はずっと女性がハモリパートで、2番とラスサビで女性が主旋律になる構成のようです。

練習するとなると、片方の声入りがないと正確なハモリが把握しにくいなと感じました。
ハードルが高い曲だけど、だからこそ完成したら楽しいだろうな。

こういう人は歌ってみて!

クリスマスの夜、あの曲じゃなくて”ちょっといい曲”を歌いたい。
そんなふたりに、この曲はきっと刺さる。

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