演歌の大御所ふたりが歌う、演歌っぽくないポップなデュエット。
テンポよく交わされる掛け合いの先に、短くも印象的な重なりが待っている一曲。
基本情報
- 2018年2月14日リリース
- 作詞・作曲:水野良樹(いきものがかり)
- 男女デュエット
- 全体評価(★★★★☆)
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五木ひろし は演歌・歌謡曲界を代表するベテラン男性歌手。
長年にわたり数々のヒット曲を持つ、この道の大御所的存在。
坂本冬美 も演歌界を代表する実力派女性歌手で、力強く伸びやかな歌声が持ち味。
この曲は、坂本冬美のアルバム『坂本冬美ENKAⅡ〜哀歌〜』で五木ひろしとの共演が実現し、そこからシングルカットされた「居酒屋」に続く、ふたりのオリジナルデュエットソング第2弾として制作された。
作詞・作曲を手がけたのは、いきものがかりの水野良樹。
演歌畑のふたりに、Jポップの書き手が曲を提供しているのがこの曲のユニークなところで、実際に仕上がりも軽快でお洒落な、演歌然としない作品になっている。
曲の印象
タイトル通り「ラストダンス」がテーマだが、悲しく終わりを惜しむだけの曲ではない。
ふたりで踊る夜、寄り添う時間を大切に感じながら、これからも一緒にいたいという気持ちを重ねていくような情景が描かれている。
切なさと温かさが同居した、大人の男女のラブソングという印象。
テンポは五木ひろし・坂本冬美のこれまでの楽曲と比べるとアップテンポ寄りで、いわゆる「こぶし」を効かせた演歌然とした歌い方というより、リズムに乗って軽やかに歌うポップス寄りのつくり。
ベテランふたりの円熟した歌声に、軽快なアレンジが乗ることで、年齢を重ねたからこそ出せる余裕のある色気が生まれている。
難しい高音の張り上げなどはなく、リズムに合わせて自然に声を重ねていくタイプの曲。
ハモリ
全体傾向
基本的には、短いフレーズを男女で交互に受け渡していく掛け合いスタイルの曲。
相手が歌い出したひと言に、もう一方がすぐ言葉を継ぎ足していくような場面が多く、ワンフレーズごとにパートが入れ替わっていく。
ハモリよりも、この掛け合いの応酬を楽しむ構成になっている。
サビの終わり、涙がこぼれる情景を歌う一節で男女の声が短く重なるところがあり、ここが曲の中では数少ないハモリのポイントになっている。
注意ポイント
細かく入れ替わるパートを覚えて、相手とテンポよく受け渡していくことの方が練習のポイントになる。
ハモリ部分は一瞬なので、そこだけを気負いすぎず、掛け合いのリズム感を大事にすると自然に歌えるはず。
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こんな人におすすめ
- 演歌寄りのふたりが歌う、演歌っぽくないポップな曲を試したい人
- 難しいハモリよりも、テンポの良い掛け合いを楽しみたい人
- 大人の余裕を感じさせるデュエットを選びたい人
- 高音を張り上げるタイプが苦手で、無理なく歌える曲を探している人
まとめ
- 高い技巧は不要で、リズムに乗れれば歌いやすい
- ワンフレーズ程度と短く、負担は少ない
- 軽快なテンポの掛け合いで自然と場が温まる
全体評価:★★★★☆
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歌いやすさという点では、音域や発声に大きな難しさがある曲ではなく、掛け合いのタイミングさえつかめれば無理なく歌える部類に入ると思う。
ハモリが苦手なふたりでも、重なる箇所がごく短いので挑戦しやすい。
掛け合いのテンポ感を楽しめるかどうかが、この曲を選ぶかどうかの分かれ目になりそうな一曲。
ひとこと
演歌のふたりが歌っているとは思えないほど軽やかで、聴いた瞬間に好みど真ん中でした。
作詞作曲が水野良樹さんと知って納得。
ひとりで練習するより、早く誰かと声を重ねてみたい一曲です。
こういう人は歌ってみて!
かしこまったデュエットよりも、軽やかにテンポよく声をかけ合いたいふたりに。
難しいことを考えず、リズムに身を任せて歌ってみたら、思った以上に息が合う瞬間があるはず。
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