日本が生んだ二大ボーカリストが1992年に残した、静かに燃えるような大人のラブバラード。
歌詞は高橋真梨子、作曲は玉置浩二という黄金の組み合わせが織り成す一曲で、聴く者の胸にじわりと染みてくる。
基本情報
- 1992年8月26日リリース
- 作詞:高橋真梨子 作曲:玉置浩二
- TBS「ムーブ」のエンディングテーマ
- 男女デュエット
- 全体評価(★★☆☆☆)
- 👥 みんなの評価:




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曲の印象
しっとりとしたピアノとストリングスが静かに幕を開け、過去の恋と向き合う女性の心情を歌うような情景が広がってくる。
騒々しさはいっさいなく、ただひたすらに美しい、夜に聴きたくなる一曲だ。
高橋真梨子は広島県廿日市市生まれ・福岡育ちで、父親がジャズプレイヤー。
14歳からジャズを学び、「ジョニィへの伝言」「五番街のマリーへ」のペドロ&カプリシャスの2代目ヴォーカルを経て、「桃色吐息」「for you…」などの大ヒットを誇るソロシンガー。
一方の玉置浩二は北海道出身のシンガーソングライターで、1982年にバンド「安全地帯」としてデビュー。
「ワインレッドの心」「恋の予感」「悲しみにさよなら」など80年代の音楽シーンを席巻してきた。
そんな二人が同じマイクを前に向き合ったこの曲は、ただのコラボを超えた化学反応を起こしている。
ハモリ
全体傾向
この曲のデュエットは「ハモリ」というより、「掛け合い」と「重なり合い」が交互に訪れるスタイル。
基本的には高橋真梨子がメインボーカルを担い、玉置浩二がそこに寄り添うような構造になっている。
二人の声質は対照的で、高橋の艶やかで深みのある女声と、玉置の柔らかくも芯のある男声が、不思議なほど自然に溶け合う。声の相性という点で、これ以上ない組み合わせと言っていい。
サビに向かって少しずつ音が積み重なっていく構成で、ユニゾンの場面では二人の声質の違いがそのまま厚みになって聴こえてくる。
注意ポイント
この曲の最大の難所はテンポではなく「音程のコントロール」にある。
スローバラードだからこそ、音の伸ばし方や抜き方が丸見えになる。
特に高橋真梨子が担うメインパートは音域が広く、低音から高音への移動が滑らかでないとすぐに崩れてしまう。
玉置パートは音域こそ比較的抑えめだが、情感を込めながら音程を外さないという、一見地味で実は難しいテクニックが求められる。
また、テンポが遅い分だけ「間」を持たせる感覚も必要で、焦って言葉を詰め込むとせっかくの雰囲気が壊れてしまう。
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女性パート
① 声を張らない勇気
→ 音量より“言葉の重さ”
→ ささやきすぎてもダメ、芯は残す
② 子音を立てすぎない
→ 「か・た・さ」などを丸く
→ 角があると一気に歌謡曲っぽくなる
③ 感情は「出す」じゃなく「漏れる」
→ 泣きに行くと負け
→ 抑えてるからこそ聴き手に刺さる
男性パート
① フレーズ終わりを雑にしない
→ 母音を最後まで丁寧に伸ばす
→ 消える直前が一番大事
② 強弱の幅を大きく
→ Aメロは極小、サビは広がる
→ ただし“叫ばない”
③ タイミングを少し後ろに置く
→ ほんの少し“遅らせる”ことで色気が出る
ハモリパートで歌ってくれてる方がいます。
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こんな人におすすめ
- 90年代の大人の歌謡バラードが好きな人
(J-POPよりも少し大人な雰囲気を求めている人) - 高橋真梨子か玉置浩二のどちらかが好きで、もう一方にも興味がある人
- 「かわいいデュエット」より「渋くて格好いいデュエット」を選びたい人
- 声を張らずに、しっとり歌いたい人
まとめ
練習コンテンツがないのでハモリは難しいかもですがオリジナルで良ければYouTubeで歌ってくれてる方の参考にできるかと思います。
雰囲気としては盛り上がるというよりはバラードです。
総合評価:★★☆☆☆
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この曲は、歌いやすいかと問われると正直にイエスとは言えない。
テンポが遅く音域の幅もあるため、音程を丁寧にキープしながら情感も込めるという二つのことを同時にこなす必要がある。
カラオケでスコアを出すことより、「雰囲気で勝負する」タイプの曲だ。
ただ、ある程度歌い慣れた人が相手なら、この曲のデュエットは間違いなく場の空気を変える力を持っている。
テンションを上げるタイプの曲ではないが、「あの二人、ただものじゃないな」と思わせるには最適の一曲。
ひとこと
うたしるべも歌ってみました。
これといった色気もないので、なんか違う、と思ってしまった。笑
そして歌ってて難しい。音程・テンポを崩さずに最後まで抑えきるのが難しい。
歌いこなしてみたい。
歌ってくれる相手を探すのも大変。
玉置浩二さんみたいな色気のある歌い方が出来る人に出会ってみたい。
出会えたら一度一緒に歌ってみたい。
歌詞の意味も大人すぎて難しかった。
背景をわかったうえで歌うのが最適なんだろうな。
背景を知って歌うと表現が変わります、というわけで調べてみました。
時間が流れ続けるなか、なぜか運命的に再び出会ってしまった二人。
女性は戸惑いながらも、その偶然に驚いています。
男性は「あの頃はもう終わりだと諦めた」と語ります。
過去に別れを受け入れ、別の人生を歩もうとしていたことが伝わります。
「for you just you(あなただけのために)」という言葉が象徴するように、愛は今もその人だけに向いています。
時間は矢のように過ぎ、突然あなたが戻ってきた——という再会の瞬間の輝きを描いています。
「別れ」を音楽に例えているのが詩的で美しい。
「あなたが生きた(生きてきた)ラブソング」とは、あなたの人生そのもの・あなたが体験してきた愛の物語のこと。
「私もその歌を歌わせて」=あなたの人生の一部に私を加えてほしい、という願いです。
また傷ついてもいいから、もう一度愛したいという覚悟と切なさ。
何年経っても、朝を待たずにずっと奏で続けたいメロディー——つまり、この愛は時間に縛られないということ。
過去に「忘れようとした」街(思い出の場所)が、今の自分の世界を彩っている。
今出会った誰かの瞳があなたに似ていて、また愛が呼び覚まされる——という余韻で終わります。
この曲は「過去の愛を諦めたはずなのに、また会ってしまった夜の揺れ動く気持ち」を描いた大人のラブソング。
こういう人は歌ってみて!
二人でしっとりと、でも確かな熱量で歌い上げたい夜に。
あの頃の自分と、今の自分と、隣にいる人と一緒に、この曲を鳴らしてみてほしい。
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