椎名林檎が長年オファーを熱望し、ついに実現させた夢のデュエット。
GINZA SIXのオープニングテーマとして生まれた、大人の色気と華やかさが詰まった一曲。
ジャズとモータウンが交差するゴージャスなサウンドは、カラオケで選ぶだけで雰囲気が変わる。
基本情報
- 2017年4月20日リリース
- 作詞・作曲: 椎名林檎
- GINZA SIXオープニングテーマ
- 男女デュエット
- 全体評価(★☆☆☆☆)
- 👥 みんなの評価:




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椎名林檎は1998年にシングル「幸福論」でデビューし、「ここでキスして。」「本能」などで一気に時代の顔となったシンガーソングライター。
バンド・東京事変の主宰としても知られ、リオオリンピック・パラリンピック閉会式では演出・音楽監督を担うなど、音楽家・演出家としての評価は国内外に広がっている。
トータス松本は1992年にウルフルズのボーカルとしてメジャーデビュー。
「ガッツだぜ!!」「バンザイ〜好きでよかった〜」「明日があるさ」など、世代を超えて愛されるヒット曲を数多く世に送り出してきた、日本を代表するロックボーカリスト。
この曲は、GINZA SIXのオープニングテーマとして椎名林檎に楽曲制作の依頼が届いたことがきっかけ。
椎名林檎が以前から共演を強く望んでいたトータス松本にデュエットをオファーし、トータスがこれを快諾。
もともとはCM曲として制作が始まったものの、ふたりの共演によって曲が大きく育ち、その完成度の高さからフルサイズでの配信リリースが急遽決まった、という経緯がある。
レコーディングには斎藤ネコを筆頭に、椎名作品でおなじみの演奏家たちが集結し、バンド・管弦楽器の同時録音によるアンサンブルが実現している。
ふたりが共通してリスペクトするというマーヴィン・ゲイとタミー・テレルのデュエットをイメージして構成が設計されており、モータウン時代のコード進行が土台となっている。
曲の印象
タイトルからも、銀座というロケーションからも、落ち着いた大人のジャズバラードを想像しがちだが、実際に聴いてみると期待とは少し違う方向で「かっこいい」と感じる曲だ。
イントロはフランス語と英語が混じるエレガントな語りかけから始まり、そこからビッグバンドのゴージャスなサウンドへと一気になだれ込む。
テンポはアップ寄りで、ホーンとストリングスが重なったアンサンブルが高揚感を押し上げていく。
歌詞の内容は、華やかな街を舞台に、一瞬一瞬を大切に生きることの美しさを歌っているような印象がある。
椎名林檎の言葉は独特の密度があり、メロディに乗ってもその鋭さは変わらない。
トータス松本の声が持つ温かみとぶつかるようで、どこかで溶け合っているのが面白い。
「銀座の目抜き通りを闊歩するような気持ち」という表現がそのまま当てはまるような、聴いていると背筋が伸びる一曲。
Music Video 本人映像。イントロがかっこいい。
ハモリ
全体傾向
基本的にふたりが一緒に歌い続ける構造になっている。
モータウン時代のデュエットをイメージして設計されたこの曲は、主旋律こそ部分的に入れ替わりながら進むものの、大半はふたりの声が重なった状態で展開する。
ユニゾンで揃えるところ、どちらかが主旋律を担いもう一方が上か下に寄り添うところ、自然に重なって分厚くなるところと、声の絡み方は場面ごとに変化している。
男性パートは冒頭から終盤まで一貫してハモリが続くため、主旋律よりも難易度が高い。
まずは男性パートのメロディーを主旋律と同じ感覚で覚え込むくらい、しっかり聴き込んでおくと歌いやすくなる。
注意ポイント
ビッグバンドのゴージャスなサウンドをバックに、ふたりの声がずっと重なっているため、声のバランスと音程の精度が仕上がりに直結する。
一人練習
自宅練習
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男性パート:どっしり構える
- 悲しくもなく、明るくもない、どこか哀愁を帯びながらも温かみのある声
- 男声パートは声量で押すのではなく、ビッグバンドのサウンドにどっしり乗っかるイメージ
- 余裕を持ったフレージングを意識すると色気が出る
女性パート:声を前に出しすぎない
- 主張しすぎず、しかし芯は失わない歌い方
- 声を張り上げるより、息をしっかり乗せてやわらかく前に置くイメージ
- 独特の節回しは無理に真似せず、言葉のリズムをきちんと刻むことを優先したほうが結果的に雰囲気が出る。
おすすめのハモリパート練習動画👇
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- 本人映像あり
こんな人におすすめ
- 「かっこよく決めたい」「華やかな雰囲気で歌いたい」と思っている人
- 椎名林檎が好き、またはウルフルズ・トータス松本が好きな人
- バラードよりもビッグバンド・ジャズ系のサウンドに惹かれる人
- 歌詞をしっかり覚えて臨める、準備に時間をかけられる人
まとめ
音域は無理がないが、歌詞の密度とリズムに慣れが必要
最初から最後まで全部ハモっているので、メロディー的にも難易度は超高いです
難易度が高いからこそ完成度が高ければ拍手喝采
全体評価:★☆☆☆☆
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音域自体は極端に高くも広くもないが、この曲の難しさはそこではない。
ほぼ全編にわたってふたりの声が重なり続ける構造のため、音程・声量・タイミングのバランスを曲の最初から最後まで保ち続けることが求められる。
どこかで崩れると目立つし、立て直す間もなく次のフレーズが来る。
さらに椎名林檎の独特の節回しと言葉の密度の高さも加わり、「なんとなく知っている」状態で臨むのは正直かなり無謀な曲。
しっかり聴き込んで歌詞を頭に入れた上で、合わせ練習も十分にこなしてから本番に臨みたい。
デュエットとしては「声が合う」かどうかより「最後まで一緒に走り続けられるか」が試される曲で、それができたときの仕上がりは相当かっこいい。
ひとこと
まだ誰とも一緒に歌えていない、自分には難しすぎる曲。
他のパートの音源を少しでも聞いてしまったら崩れそう。
挑戦したい気持ちはあるけど一緒に歌える人がいないと張り合いないよね。
歌える人たちって尊敬する。
こういう人は歌ってみて!
一曲でカラオケの空気を変えたいなら、これを入れてみて。
サビの瞬間、ちょっとだけ銀座の目抜き通りを歩いてる気分になれます。
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