おいしい関係Ⅱ / すぎもとまさと・チェウニ

★★★☆☆

三宿の交差点で待ち合わせ、フレンチより手料理を選ぶ――そんな大人の距離感を歌う都会派歌謡曲デュエット。
ハモリは男性が支え役に回る構成。

基本情報

  • 2009年12月16日リリース 
  • 作詞:朝比奈京子  作曲:杉本眞人(すぎもとまさと)
  • 男女デュエット
  • 全体評価(★★☆☆
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すぎもとまさと(本名・作曲家名義:杉本眞人)は1949年東京都新宿区生まれのシンガーソングライター。
1972年に作詞・作曲集団「フォーメン」を結成し、解散後の1975年にソロアルバム「あすふぁると」でデビュー。
1976年からは作曲家として本格的に活動し、小柳ルミ子「お久しぶりね」「今さらジロー」など数々のヒット曲を手がけてきた。
2007年には自ら歌った「吾亦紅(われもこう)」が大ヒットし、同年のNHK紅白歌合戦に58歳で初出場したことでも知られる。

チェウニは1964年韓国・ソウル生まれの歌手。
8歳で韓国デビューし、ソウル芸術大学で音楽を学んだのち、1998年に単身来日。
1999年に発表した「トーキョー・トワイライト」が反響を呼び、2000年の日本レコード大賞新人賞を受賞した。
以降も都会的な雰囲気のバラード・歌謡曲を多数発表しており、2010年には日本の永住権を取得している。

「おいしい関係」と「おいしい関係Ⅱ」の違いについて:確認できた範囲では、作詞・作曲・歌詞の内容は同一。
原曲「おいしい関係」はすぎもとまさとの2006年発売アルバム「Bar Starlight」に収録され、その後チェウニ名義でも2009年6月発売のシングル集に収められている。
今回取り上げる「Ⅱ」は、2009年12月16日発売のチェウニのシングル「ガラスの東京タワー」のカップリング曲として登場したデュエットバージョン。
演奏やアレンジ面で具体的にどう違うのかまでは確認できておらず、そこは「分からない」というのが正直なところ。
今回はカラオケでガイドボーカルが用意されているのが「Ⅱ」のみだったため、こちらを取り上げている。

曲の印象

三宿の交差点での待ち合わせから始まり、桜の見える席を予約したり、気取ったフレンチより二人だけの手料理を選んだりと、派手さより落ち着きを大事にする大人の恋人たちの情景を歌っている。
淋しい時間はいらない、このままの関係でいたい、というように、今の距離感をそっと守っていきたいという気持ちが軸になっているように感じる。

制作時の紹介では「このアルバムのために書き下ろされた都会派の歌謡曲」と紹介されていた記憶がある。
大人の男女それぞれの声域を活かした構成になっている。
派手に盛り上げるタイプの曲というより、都会の夜にそっと流れているような、しっとりとした雰囲気を持つデュエットだ。

ハモリ

全体傾向

1番・2番とも「女性ソロ→男性ソロ→ハモリ」という構成で進み、ハモリ部分では男性がハモリ、女性が主旋律を歌う役割分担になっている。
ラストサビもハモリで締めくくられる構成。

注意ポイント

女性が主旋律を担当し、男性がその下でハモリに回る形なので、男性パートは前に出過ぎず、支え役に徹する意識で歌うのがポイント。
ラストサビまでこの関係が続くため、曲の終盤までバランスを保ちながら歌い切りたい。

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DAMの場合

  • ガイドボーカル対応なし

JOYSOUNDの場合

  • ガイドボーカル対応

こんな人におすすめ

  • 都会的でしっとりした大人の歌謡曲デュエットを探している人
  • 落ち着いた関係性を歌にしたい人
  • 男性がハモリに回る形のデュエットを歌ってみたい人
  • 歌謡曲・演歌系のデュエットが好きな人

まとめ

  • 音域が極端に広い曲ではない
  • 男性が支え役に回る構成で、ラストサビまでバランスを保つ意識が必要
  • 大人の関係性をじっくり聴かせるタイプの曲

全体評価:★★★☆☆

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歌謡曲デュエットの中では落ち着いたタイプの曲で、ハモリのある構成に慣れているふたりであれば無理なく挑戦できる範囲だと思う。
派手に盛り上げたい場面より、しっとり聴かせたい場面向きのデュエットと言えそう。

ひとこと

しっとりした気分の夜に選曲することが多い一曲。
もともとチェウニさんの声に惹かれて見つけた曲だけど、歌ってみるとこの曲ならではの大人の色気にハマってしまった。
二人の距離感になりきって歌うと、自然と声にも表情が出てくる気がする。
ぜひ雰囲気ごと楽しんでみてほしい。

こういう人は歌ってみて!

派手な盛り上がりより、ふたりだけの静かな時間を大切にしたい――そんな関係性を歌にのせてみたいなら、この曲がきっとしっくりくる。

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